チバサバ西へ!ツアー 中編(神戸3days)

d-chiba2013-05-22

★4/30 兵庫神戸新開地・一番星食堂
忍甚くんの紹介でライブやってから今回で3度目。今回はお店から誘ってもらい。
新開地、神戸三宮(兵庫一番の繁華街)からすぐだがよく知らなかった。戦前は神戸の中心街だったらしい。遊郭規制やらで苦労したようだ。
新開地〜湊川公園を散歩。神戸は三宮もだが、アーケードに気合い入ってるなぁ。雨や雪が多い地域でもないと思うが、神戸は海外と日本の玄関だからか?そして今は神戸の中心でない新開地の長く入り組んだアーケード街、あちこちで見てきたシャッター街にはなってなかった。静かなヤル気を感じる。
一番星食堂も湊川公園駅ビルにあり、店長の真さんが独特に吠えている店。
ここで独唱パンクイベントを、じわじわ考え出した。

ライブは詩人の今野和代さんユニット「ニコラス・スレッジ・ブルース・マシーン」から始まり。ポエトリーリーディングというより静かな叫び、そして脇のサックスとコントラバスは即興ジャズ強者。
また会うだろう。
お客で来てくれた毛虱ミウラ氏とバカ写真を撮ったり(5/2参照)。
今夜から三宮カプセルホテルに3泊。



★5/1 兵庫神戸三宮・別館神戸少年
昼は神戸観光。やっと海に来れた〜。メリケン波止場(パーク)へ。
阪神淡路震災の傷跡どころか、こんなに綺麗な港は記憶に無い。片隅に震災メモリアルパーク、正直全然説得力が無いのは素晴らしい文明の復興の力だ。三陸や福島の海の現状に文明の限界ばかり感じてきた俺には、複雑だった。

今夜は忍甚一座主宰のイベント『cheer up!earth』。がんばろう日本以上に、地球元気出せ!という忍甚くんの想い。
トップ・忍甚一座。神戸港から瀬戸内海を見て少し分かったよ、忍甚くんのノリ。荒れるでもなく沈むでもなく、揺れながら在り続け人間を見続ける瀬戸内海。
チバ大三。ソロ+忍甚一座のユッキーをハープに、トリ出演・鬼ロックの李君をドラムに一曲『ぽんぽん』を。リハはちゃんとし過ぎていたんで「本番はもっと壊してOK」と言ったら壊れた(笑)。でも壊してもらって良かったな、ただのバックじゃツマラナイ。また演ろう!
エレキテル1.3。地元の勇者バンド。港町的な激しさと柔軟さを感じた。歌詞をもうちょい聴きたかったな。
THe鬼にロックンロール。詩人ロッカー・遊鬼ウタゲと李君の2人バンド。この二人とは長い付き合いになりそうだな (^.^)/



★5/2 兵庫神戸新開地・一番星食堂
この日はオフにしていたが、やっぱりライブが演りたくなり。一番星のイベントにトップで混ぜてもらうことにした。
昼は、今度は神戸の山の方、北野の異人街へ。ハイカラな建物に興味は薄いが、明治維新から欧米文化と直面して来た神戸の心情を想ったなぁ。
外国人じゃなく異人だもんね。今で置き換えるなら宇宙人でしょ。
だから神戸の人は柔軟な気がするのかな。

ライブ・・・
トップ・チバ大三。飛び込みトップだしお客さんは期待していなかったが、近所の飲み客さんや、姫路の友人や、賑やかだったね。ツアー人としては飲み客にいかに聴いてもらうか?も重要で全然OK。サバTシャツ2枚売れたぜ(^.^)/。来てくれたユッキー再び引っ張り出し。やはり暴れたが、もっとユッキー暴れを観たくなった。暴れまくった後のユッキーのハープは美しいだろうなぁ。
井上わかめ。神戸出身大阪在住。驚いたよ素晴らしい天然歌。東京のキノマルヨウコと対バンして欲しいなぁ。また近々会うでしょ会おう。
築島家。近々竹原ピストルメガマサヒデを一番星に呼んで勝負かける若者。声張り上げれば伝わる盛り上がると思っちゃダメ、内容に自信持てよ、有るから。次会うのが楽しみだぞ。
毛虱。スターリン&ミチロウソロのカヴァー2人組。オッサン乗りでのミチロウ・カヴァーは意外に稀有かも(笑)。なんか生活絡みのリアル粘膜が気持ち良くなってくるんだなぁ(^v^;)V

イベント終了後、ユッキーと遊鬼ウタゲ君と、李君が経営する元町ガード下のbar・Secondへ。小さいながらロック魂が溢れた店で肴も美味い。
李君、聞かなかったが元は中国か台湾の人かな?でもバリバリ関西弁だし、聞かなくても全然良いんだな。この夜を精一杯仕事してる。お客さんも程よく絶えなく来る。彼の人徳。それで良い。
俺も楽しい一時を過ごさせてもらった。今回ツアーでは抑え目にしていたが、とうとう酒を飲み過ぎたぞ(笑)


〜続く〜