『独唱パンク 吠えろ大船渡屋台村』

d-chiba2016-08-29

昨夜、大船渡から東京に戻りました。
昼過ぎに出て・・・気仙沼で警察に捕まり、仙台で高速が事故通行止め、等々ありましたが、山本車爆走(法定速度内・笑)で、8時間で到着。近い近いー
 
★8/23に仙台パースクでツアーライブ開始。仙台は東北ライブシーンの鍵ですよ、やっぱり。トムさん盛り上げて行きましょう!俺も微力ながらまた吠えに行きます。
 
★8/24、初の福島須賀川ぷかぷか。日本中のアコギマニアとウルトラマン好きは行くべし。衝撃で笑激なマスターとソソさん。また必ず!
 
 
そして、8/25は大船渡FMねまらいん出演。ラジオって難しい〜

 
★8/26、チバ×新田キング主催『独唱パンク 吠えろ大船渡屋台村 初日』
俺がPA演ることになり、リハ後半に音量クレームもあり、俺トップはバタバタでギターアンプトラブルもあり、スミマセンでした。
けっこう凹んだ。何しに来たんだ俺は?と。
 
そのドタバタムードをフッ飛ばしてくれたのが鈴木秀和。ドンと筋が通った、さすが!
 
初貝徹。ライブ的にはおとなし目な岩手ソロ勢の中で珍しい、根っからの存在がパンク暴れライブ!またクレーム来ましたが、その時だけ音下げて、また上げました。
 
まちゅこけ。大阪から、最後の屋台村ライブの為に名乗りを上げてくれた、女一匹パワー!細腕でも釜ヶ崎ソニック主催者な豪腕さと、歌の繊細さが響いた。
 
小山ゆうき。このイベントテーマは大船渡、屋台村、そして岩手音楽シーン盛り上げなので。トリは岩手一関在住シンガー。リハに間に合わなかったゆうき君だが、音作り早い!そして岩手らしい優しさと深みを奏でてくれた。
  
天気不安定、途中から雨、終わり頃から土砂降り。一応屋根があるがトタンなので、雨音が・・・。
そんな天気で正直お客さんの出足はイマイチだったが。
演るからには本気全開な演者ばかり、お客さんも後半は大騒ぎ。良し!

 
 
★8/27、チバ×新田キング主催『独唱パンク 吠えろ大船渡屋台村 2日目』
昨日の反省あり、俺リハを先に入念に。天気も大丈夫そうだぞー
 
宮城のIkasama宗教。またトップでゴメン、でも彼で一気にテンション上がるんだよなー。民謡ロック先駆者で、飲みに来ていたオッちゃん達が店から出てきたね(^o^)/
 
斉藤選手。隣の陸前高田から前回に続き出演。陸前高田の震災問題を背負いながら、綺麗事じゃなく彼の本音から歌う。一本松じゃなく「一分待つ」、刺さるなぁ。いずれ東京でも演ろうー
 
中村裕美。盛岡から前回に続き出演、かわいい妖怪。彼女の音楽ルーツとか私生活とか、想像つかない(笑)。寺山修司高倉健、恐山・・・!
 
チバ大三。雪に小便、猿サバ、サバ道、ボルトとナット、尊厳、バカバッカ。
思いっきり出来ました、超絶エアギター参加たかぎーありがとう!
 
飛び入り・佐藤圭二。屋台村ゆめんちゅ若店長、三線で2曲。独パンは誰でも挑戦できるんですよ、一気に雰囲気開いたありがとう!次は正出演で(^o^)/
 
まっと。昨夜と同じく地元に近い演者がトリ。陸前高田を震災を背負い日本中で吠えている男。彼の本気力(意識もちろん、音楽力も)半端ない。ラスト大盛り上がり!

 
 
 
大船渡のライブシーンの、各方面こだわりやプライドの話を色々聞いた。
よそ者の俺が企画を持ち込む事への疑問と戦った。
親父が千厩の人で、大船渡には子供の頃に泳ぎに何度か来た。
震災2ヵ月後には、秋田出身のレイサと車で来た。
その後、5回は大船渡でイベント開催した。最初は2012年4月にマイアミで、イチかバチかの『独唱パンク番外編・吠えろ大船渡』だったなー。浮意流、菅原年、遠藤ミチロウと。
正直、岩手出身の俺としては、よそから(上から)「がんばれ東北!岩手!」と歌われる事に疑問がある。
応援されて酔っているとしたら、そんな被災地に疑問がある。
岩手人、そんなもんじゃねーよな!?
そしてライブって、そんなもんじゃねーぞ。
命を鳴らし合うんだぞ。
 
屋台村は今年中に撤退(土地かさ上げの為)。
お店の人達、どうするんだろう・・・?
 
でも独唱パンク大船渡は続きます。
来春には会場を変えて開催する方向。また猛者を連れて行くぜ。
 
写真は2日間の演者+αの集合写真のみで失礼。
8/26は野澤氏、8/27は栗村氏、撮影感謝!!