震災ライブ3daysの2 3/10

d-chiba2013-03-17

★3/10福島いわきclub SONIC
朝8時起床。二日酔いながら、さすが高級ブランデー?具合悪いよりまだ気持ち良く酔っている感じ、運転に最善の注意は払い、福島駅そばの三上寛さん泊ホテルへ。
しかし出てこなーい、電話してもダメ。部屋ノック連打でやっと起きてもらい。
いわきへ出発。2時間くらいか。
途中、バカ話が尽きず。寛さんもまだ酔っている風。
ただソニックに着く前くらいから、急に落ちてきた風。俺は今日は自分イベントなので更に上げなきゃだが(^_^;)

本日は『独唱パンク・吠えろ東北いわき編vol.4』。
過去最多、福島勢半分、県外から半分の、全14人&飛び入り5人の出演。震災後に始めた「吠えろ東北シリーズ」の一区切りとなるべく、お店と何度も話し合った。これだけの出演数を、無駄な時間を廃しダレず魅せる為に、独パン旗をつい立として左右に移動させ、その後ろで次の人がセッティングするという試みにした。
午後2時開演。
《第一部》チバ大三(2曲)→ハルミ→遠山一夫→Ikasama宗教→モリトヤスヒト→JETヒロシ→齋藤悠志
(休憩)
《第二部(飛入り)》ハナクソ→アンダーソン→東前塵芥→志賀淳二→三ヶ田圭三
《第三部》言葉翔→谷井大介→サトチエ→現場主義者ムラカミ→「ゆ」
(休憩)
《第四部》本原章一→三上寛→チバ大三(3曲)
終演午後10時半。そりゃ長かったが、ほとんどダレる事は無く、全員の本気がいわきの地に沁みた感じだ。
俺は今日何をやりたかったのだろう?と途中考えたりした。とにかくこの地でこの時期に、叫びたい人叫べ!と、聴くお客さんより演者を優先してしまった気もする。
それは次の課題として、「疲れた、けど良かった」という声を今回の成功としておこう。
2年前。あっという間に福島は、沖縄に負けじと日本の問題の象徴になってしまった。いや人間世界の象徴か?それを吠えるも良し。しかし当然一人一人の生活は続いて明日を迎えていく、愛を歌うも良し、妄想を奏でるも良し、笑わせまくるも良し。
写真は“ふるさと”という詞を響かせた三ヶ田圭三。あれを聴いた時、切なさ以上の今までに無い感覚になった。
打ち上げは近所のライブバーで。これまた20人以上、あちこちで音楽話は尽きず日を越えた。
こんな風に311を迎えるのは、今の俺にとって良い事だなぁとしみじみ・・・
そのまま多くの人が雑魚寝。俺は疲れて酔っているはずなのに朝まで眠れず、やはり遠くを見るように起きているハナクソ君に話しかけ続けていた(苦笑)

〜続く〜