仙台秋田花火ツアー終了・前編

d-chiba2012-08-31

ちょうど1年前、『独唱パンク吠えろ東北・仙台』を開催した時に出会った三上寛さんと秋田大曲の鬼平と俺で、来年は大曲花火大会を観に行こう!と盛り上がったのが発端のこのツアー。


●8/23仙台
朝、俺と三上寛さんと、もう一人秋田男鹿出身の闘魂シンガーJETヒロシの3人で、レンタカー相乗りで東京を出発。
せっかくだから仙台で、ろみ一人劇場とライブを演ろうという事になっていた。
仙台パンゲア・ろみ主宰『三上寛とその仲間達ライブ仙台編』。
トップのろみ一人劇場(左写真)。今回はギターを全く使わず、着ぐるみと嫉みコント?より奇妙な世界に向かっていた。
JETヒロシ。初の仙台ライブ、全裸スタイル秋田弁丸出しソングで吠えまくった。
KIYO。アコギ一本で空間揺さ振り、仙台で脈々と流れる即興シーンを想わせた。
チバ大三。最近定番のエヴァ戦闘シーンからスタート。夏限定の「蝉しぐれ」→「アイスキャンディー」をツアーで演れたのは新鮮だった。
三上寛(左写真)。フッと登場してグイグイ寛さんワールドに持っていく、揺るぎない。途中からお客さんも増えエンディングは大賑わい。
写真じゃ分かりづらいが、壁一面に吸い込まれるような絵が掲げられていた。MAJIOというアーティストの作品らしい。パンゲアは仙台で前衛的空間を作り続けている。
打ち上げは店内で夜2時まで続き。




●8/24秋田市
朝10時半に仙台出発。途中、岩手北上から秋田に入る手前の湯田温泉郷に寄る。山あいの渓流沿い露天風呂が素晴らしかったが、この時期アブが多くて早めに退散。秋か冬にまた来たいなぁ。
本日は秋田市LIVE SPOT 2000(通称ライスポ)で、チバ&店共同企画『夏のなまはげ祭』。出演者全員東北ゆかりの者。平日に全7組、どうなるかと不安と期待バクバク。どうにかやや時間押しで開演。
鈴木秀和+KIYO。宮城石巻のアコースティック怒号シンガー秀和と、昨夜も出演の仙台KIYOのユニット。KIYOは歪みエレキとテルミンで秀和に絡み、火花をまとった張り手のようだ。
菅原ユウキ。俺は秋田では再びの競演。やる気になれないつぶやきを響かせるスタイルに、ますますやる気満々のようだ。
JETヒロシ。秋田でも田舎の男鹿から東京に出て頑張っている彼が、秋田市で初ソロライブ。全裸で溢れんばかりに吠えまくった。
佐藤聖詩。ライスポお薦め、技術高いピアノとアコギで些細な日常の気持ちを美しく奏でる。この夜に限っては、出順真ん中で一番パンクだった。
三途(左写真)。秋田大曲の鬼平と、宮城石巻の猿木土真通による2人バンド。一気に不穏な空気にひきづり込んだ。
チバ大三(上写真)。鈴の音が大好評、さすがリヴァーブの女王・岩谷さん(P.A)。「こすれる火花」を急遽「大曲花火」に変えて歌った。我ながらアザトイなぁ〜と思いつつ、これが出来るのもソロの醍醐味と、盛り上がり楽しませてもらった。
7年前に初秋田ライブやった時に世話になったY君が来てくれたのは感慨深く。ライブやツアーを続ける面白さだよな。
三上寛。トリ寛さん登場頃は10時過ぎ。さすがに仕方なく途中帰る人も居た。これはイベンターとして欲張り過ぎ&段取り甘い、反省点だ。岩谷さんのリヴァーブに乗っかって寛さん音楽が秋田の夜に響いた。
終わって、出演者も同じ東北と言えど遠方が多いので、打ち上げは店で7人ほどで静かに語り合った。
味わいある旅館に2時に戻り爆睡。

続く〜