海釣り “猛暑編”

d-chiba2010-08-28

27日、ふと空いた午前。 4ヶ月ぶりに釣りに行く事に急遽決定。
一人でレンタカーで未明3時半出発。神奈川大磯の浜で、5時から竿を振る。
夜明け時が釣れるというのもあるが、夜明けの海は何度見ても感無量!
しかも夜明けと共に海面で小魚がざわめき出し。
それを海鳥が狙う(通称・鳥山)、大魚が狙い小魚が逃げ海面が大騒ぎ(通称・ナブラ)。
夜明けの夏の海はそんな光景が目の前にある。
光景というより圧倒的な食物連鎖、そして大魚を狙う俺もその中に…
狙いは40cm越えのカツオやイナダ(若ブリ)だった。あわゆくば浜からマグロやシイラも!

20cm位のカマスを二匹釣ったが、久々で急遽な釣りでの道具不備の問題で、大物狙いは早々断念。
底物のシロギス狙いに切り換え。いや底釣りでも、あわゆくばシタビラメ、ホウボウ!夢は尽きない(笑)

釣りは退屈そうだと時々言われるが。とんでもない。
ボーッとしているかワンパターンな行動に見えても頭ん中じゃ、オモリを動かす感触で海底の様子を想像したり、仕掛けや釣り場を変えようか迷ったり。海の微妙な変化も要注意で、忙しい。
日常の悩み「俺の選んだ方向は正しいのか?」「世の中はどうなのか?」と、あまり変わらないようにも思えるが、対社会と対海・魚では全然違うのがイイんだ。
そして俺は自然派とは言わんが、忘れたくはない。時々は人間以外を感じたい。魚は焼魚定食かスーパーのパック詰めでしか日常会わないが、彼らの世界があり生きている事実を、忘れたくはない。
あっという間に昼になり時間切れ。

午前だけでも浜は太陽から逃げ場が無い炎天下。
キツイかと思ったら東京の日陰より楽だった。風が全然違う。少しでも吹けば気持ち良い。

そして釣果は…カマス2匹、キス1匹、ヒイラギ3匹、ベラ1匹。
他に小キス小ベラ、フグ達は、お帰り頂いた。
忙しく動いた割には(これが敗因な気もするが)納得行かんが、釣りは運も大きいんで。腕もあるが(苦笑)。

キスは刺身で頂くべく野ジメした(釣りたて元気な内に首を折り御亡くなりいただく。その方が鮮度が保たれる)。
時々やるが異様な緊張感。この手この指で殺すのだ。速攻で苦しまず亡くなって欲しいんが。俺の気弱さが邪魔をする、クソ!

帰宅。クーラーボックスの氷が不安だったのと、帰ってすぐサバけない状況だったので、キス刺身はあきらめ。
後でキス、カマス、ベラを素揚げで頂いた。ヒイラギは南蛮漬けにしてさっき頂いた。
ヒイラギはヌルヌル強いのと骨が硬い理由で。ベラは色が極彩色で毒々しい(実際に毒は無い)理由で。どちらも“外道”と呼ばれ食べる人が少ないが、、、
どちらも美味かった!!
スーパーに並ぶ事はまず無い魚達、また頂きたい。
魚類に送る曲や歌は考えない。通じそうに無いから。
俺は人類で人類に対して表現する。
だが、魚類との関わりを希薄にしたくは無い。
たまには、生きた魚の元気さ、捕まえる苦労、殺す恐怖、さばく生々しさ、頂くあり難さ。を感じたい。自分の根本活動(生きて死ぬ)に繋がる事と思うので。
なにより海はダイナミックだ。やっぱりフトコロがデカイわぁ。
やっと、疲れてダラけるだけじゃない夏休みが出来たぜ。
次の海釣りは10月かなぁ・・・

【チバ大三・近々のライブ】
《ソロ出演》
★9月2日(木) 東京・高円寺MOON STOMP
店TEL03-3310-6996 http://www.bighitcompany.com/moonstomp/
チバ主宰『独パン番外編〜ぬるま湯!?』
【開演】20:00 【前・当共】¥1300+drink
【出演】●ヌルマユ永井(from札幌) ●ハルミ ●チバ大三 ●歌ムラミカ   (チバ大三は2番目、20:40頃から)

《血刃了ツアー》
★9月3日(金) 福島・郡山PEAK ACTION
★9月4日(土) 秋田・東成瀬村大柳沼キャンプ場『みどり祭』
★9月5日(日) 秋田市・四階

《ソロ出演》
★9月15日(水) 東京・新宿Naked Loft
山田ばさら(沖縄)主宰イベント。
★9月23日(祝・木) 学芸大学APIA40
チバ&APIA共同主宰『独唱パンク・終分の日スペシャル』