嫉妬玉、炸裂！

遂に“恐怖の大王”の娘・アンゴルモアちゃん（強くて優しい美少女）をブッ飛ばした！
12チャンのヘッポコアニメ『ケロロ軍曹』、毎週土曜日朝に放送。毎回予約録画しているのである。
アニメ自体をお奨めする気は無い。ここ１年くらい“ちょっと良い話”になっちゃってて、なんだかなーと思ってた。
しかし今日のタママ（基本は作った可愛いキャラ）の“嫉妬玉”は凄かった！気持ち悪くて痛快！
なんのメッセージも希望も生産性も無い、ただ勝手な嫉妬パワーが貯まると、恐るべきパワーを放つのだ。
そういう事は現実にある。俺にもある。でもそんな恥かしいエネルギーを表現・作品化する表現者が居ないのだ。
すぐに大義や理想を言いたがる。
タママは、欲望と情念のみで存在している。そこが潔い。
　　甘いお菓子で満たされ魔性
　　好きな人だけ想って魔性
　　眠れない目が血走っタママ
　　無邪気な君にまた嫉妬しタママ･･･
　　　　黒いタママ！　　タママ　　黒いタママ！
　　　　君を妬む俺の　　タママ　　黒いタママ！
　　そこから吠えろ
　　　　　　　「黒いタママ」 by チバ大三
ＲＣサクセションの「キモちＥ」とか「２時間３５分」とか「ヒッピーに捧ぐ」だって、勝手なだけだから良いんだな。
愛だの平和だの言う前に、まず表現者の恥かしい本音をカタチにしなきゃな。
早く俺の「黒いタママ」をちゃんと録って、吉崎観音先生（『ケロロ軍曹』原作者）に送らなきゃ。それでどうこう期待するのではなく、送る義務がある。