『プロジェクトFUKUSHIMA！』
★８月１４日『福島市街なかフォークジャンボリー』
新宿から車に５人相乗り、ドライブＢＧＭが、筋少、ビーズ、ソウルフラワー、町蔵、個性豊かでオモロかった。ワイワイと11:30に会場着。
明日の『プロジェクトFUKUSHIMA！』のプレ・イベントである。
福島駅から５分くらいのお洒落な商店街にライブ会場５つ。
総勢４０組くらいか？12時から一斉にライブが始まった。
炎天下、暑い。でもあちこちでの濃いライブを観まくりたく、小走りに移動しまくった。
16時から俺。
陽は傾いていたが、ライブ経験上最高に暑い。
３曲演ったらモウロウとしてブッ倒れそうになった。
暑いのが問題ではない、暑さ対策が甘かったのが悔しい。
ぜひ来年リベンジ！！
《チバ大三演目》
1．トキメキ二シス 2．石原ブランド 3．そこから（津波編） 4．ねむね 5．グスク山 6．街なかフォークジャンボリー（即興）
その後夕立があり。
イベント大トリ、遠藤ミチロウ×坂本弘道（道道）。
雨上がりの夕暮れ空は、月と黒雲と雷鳴。道道音楽とギリギリのコントラスト。商店街の一角で壮絶な光景。
街なかフォークジャンボリー・ブログ http://blog.goo.ne.jp/matchbox-fukushima
その夜、地元出演者のさやかちゃんの実家そばの英会話教室に泊めてもらうことに。
行ったら、近所の人が集まって飲み会最中（笑）。
小学３年生の女の子も居て、学校から配られた線量計を見せてもらった。
放射能の不安もだが、負けじと風評被害の話を沢山聞いた。
でも感情的にはならない。なっても何の解決にもならないから。
地元で暮らしている人が情報が少ない事などない。
必要以上に騒ぐ怖さを知っているのだ。
状況を冷静に見つめている。福島を大切に想っているから。
福島まで相乗りした５人とはまた違う５人で、英会話教室での雑魚寝。
今回ツアーはいろんな人が関わり入れ替わり、オモロイ。
★８月１５日『プロジェクトFUKUSHIMA！』
イベント内イベント『独唱パンク福島青空編』
広い原っぱで11時〜14時までの３時間、独唱パンク初の日中野外イベント開催。電気一切無し、全員生声・生音、15分づつのライブ。
当日までは申請了承と演奏者パスが必要、説明会あり。
と、いろいろカタイ事言われ不安もあったが。
実際は「他に迷惑かけない程度に好きにやってね♪」とユルイ感じ。
しかしこっちは独パン旗を掲げ、一大イベントの覚悟。
それが良い緊張感に繋がった。そして各地から歌うたいが沢山集まってくれた！
まず俺が２曲（「兄チャン」「石原ブランド」）で先陣切り（写真byアンダーソン）。
●鈴木知文（東京） ●DARRY（仙台） ●森田智子（東京） ●四畳半プリン（茨城日立） ●西山正規（東京） ●菅原年（岩手平泉） ●木造木造（新潟） ●ハルミ（東京） ●函館くん（東京） ●平魚泳（千葉） ●アンダーソン（群馬前橋） ●ほりん（郡山） ●さちこ（東京） ●高田敏光（北茨城） ●衰退羞恥心（福島市） ●アイルビユアミラ（東京） ●中村兄（日立） ●狂乱村（東京） ●めめこ（東京） ●●ひぎしかつや
順番は即興で俺が決めさせてもらった。だいたいこんな感じだったと思う。
強引に歌ってもらった人も（感謝！）
そして14時の規定終了時間に残り５分。俺が絞めに１曲「ガレキロック」をやっていたら･･･
全体主宰＆出演で超忙しい、遠藤ミチロウがアコギ持って登場！大トリはミチロウ氏にお願いした。２曲、時間オーバーまで演ってくれた。
完全ナマ音、ノーメイクは貴重。
そして忘れられないのは、
ハルミの途中から青空が一転、雨になり土砂降りになった。
周りの音楽解放区・演者や一般の人は、だいたい周囲のテントに避難した。
俺個人は中断したくなかったが、演者が中断しても仕方ないと思った。
ハルミは辞めないどころか、ますます熱を込めていった。
続いた函館くん、平魚泳、アンダーソン。土砂降りの中で潔かった。
福島の雨というだけで怖がる人も多いだろう。
俺も散々ズブ濡れになった。
わざわざ寿命を縮めたい訳じゃない。明らかに危険なら逃げるさ。
ただし、不安ってだけで避けたくない。むしろそこに身を置きたい。
いまさらだが福島原発は東電。
東電の電気を疑問を持たず使ってきた（今も）人間として、現地の不安と痛みを少しでも共有したい。
そして何年かかっても、越えていきたい。
同情じゃない。罪の意識でも正義感でもない。
俺自身の、今と明日の為だ。
『独唱パンク福島青空編』に賛同してくれた各地の猛者たち。愛してるぜ！！
そしてこの大イベント『プロジェクトFUKUSHIMA！』に関わった参加した全ての人。
俺は独パン終了後、２時間ほどテント下でブッ倒れてた。一仕事終了〜。
いま現在の会場の放射線測定値の報告がされた。
福島産の検査済み果物等が沢山売られた。
福島の桃は美味しい！
16時。エンケンのライブが始まった。とんでもないパワーを放っていた。
２曲目「不滅の男」でまた土砂降り。エンケンはズブ濡れで演奏を続けた。
テントに避難する人は多かったが、でも帰る人は見当たらなかった。
空が人間を試しているようにも思えた。ホラつらいだろ？怖いだろ？と。
あるいは、昨日の道道、独パンでのハルミ、そしてエンケン。音楽が空に突き刺さり嵐を呼んだ瞬間だったのか？
放射線衛生学者、木村真三氏の講演を聞く。
彼は福島各地の放射能測定をより綿密にするため、近々福島に移住するそうだ。
ＴＶやネットで知る情報と、ナマで聞く話の温度的違いは大きい。
科学者の急務、もちろん政治家の急務、
そして俺に出来る事を考えた。
「勝手に押しかけて来ちゃいました」という向井秀徳ソロについ聴き入って、
急いで別会場（球場）のスターリン２４６に移動したが、間一髪終わってしまった。
その後に渋さ知らズをバックに、遠藤ミチロウ「天国の扉」。
今まで何度も聴いた曲だが抜群に重く、強く、福島の夜空に響いた。
球場の大トリは渋さ知らズ。大騒ぎノリノリ大会であったが、
この夜の渋さと御客さん、このイベントの主旨を音で踊りで心に刻み付けるような、方向性を持った強力なノリノリパワーが発生した。スゲッ！！
アンコールの代わりに、遠藤ミチロウが出て来てグラウンドを走りまくった（笑）
来年ももちろん楽しみにしてまっせ！
全終了。
再び伊達市の英会話教室へ。
また違ったご近所さんと飲み会（笑）。
沢山の福島在住の人のナマ話が聞けた。連日密度濃過ぎだが（笑）
★８月１６日・岩手大船渡へ
俺は３度目の、津波大被災地へ。東京から３人と、福島のさやかちゃんも連れて。
何か手伝えれば･･･というのは忘れ（笑）、地元で奮闘しているハカイダー氏と飲み話す。
生死の境を乗り越えた笑い話は最強！、
被災地ガレキの真ん中で残った彼の実家２階で、爆笑は深夜まで続いた。
翌日、横腹が筋肉痛な人が数名（笑）。
津波被害と放射能被害、違いはあれど根は一緒だ。
願い、戦い、楽しむ。
楽しさがなければ生きる甲斐が無い。
楽しさがあるから明日を願う気になれる、奮闘出来るのだ。
つまり活きるという事だ。ＴＶやネットの情報では伝わらないエネルギーだ。
そして俺は東京に戻った。またすぐ東北に行くが。
出来る事をやるのみ！
【チバ大三・近々のライブ】
《チバソロ》
●８/２７（土）東京・高円寺MOON STOMP
http://www.bighitcompany.com/moonstomp/ TEL03-3310-6996
『独パンブギーチャーム !!』
【開演】19:30 【料金】￥1000（1D別）
【競演】★まちゅこけ(from大阪) ★西山正規
※まちゅこけ新ＣＤ発売記念。俺はトップ、じっくり演ります。
《血刃了》
●９/１（木）
新潟・新潟市GOLDEN PIGS BLACK STAGE
http://www.goldenpigs.com/ TEL025-201-9981
GOLDEN PIGS FIRST ANNIVERSARY
『東堀り通り６番町フォークジャンボリー』in BLACK STAGE
【競演】★三上寛 ★言葉翔 ★そうだみつのり
※血刃了は初、俺も10年以上ぶりに行く新潟。お店一周年初日！
《ソロ》
●９/２（金）
宮城・仙台パークスクエア
http://sendai.park-square.net/ TEL022-267-0433
チバ主宰『独唱パンク・吠えろ東北スペシャル！！』
【開演】18:00 【前/当】\1500/\2000（1D別）
【競演】★三上寛（青森出身） ★鬼平（秋田三途）★菅原年（岩手)
★ろみ（宮城） ★「ゆ」（宮城） ★伊藤文恵（宮城）
★サトウ正春（山形） ★衰退羞恥心（福島）
※東京以外でチバ全面主宰の独パンは初！東北のツワモノが吠え合います。いま東北を知らずして、いつ知るか？
《血刃了》
●９/３（土） 秋田・東成瀬村の山中『みどり祭』
http://ameblo.jp/midorimatsuri/
【競演】★三途 ★ろみ ★知久寿焼 ★サヨコとナラ ★ラビラビ
★ちだ原人NUTS ★梶田イフ 他
※東北秋田の自然が素晴らしい。それも楽しんで欲しい。
血刃了は山火事起こす勢いと思う（笑）。３日朝に仙台からなら、車相乗りＯＫ、同乗者求む〜
《血刃了》
●９/５（月） 東京・高円寺Mission's
http://www.live-missions.com/ TEL03-5888-5605
『なったむの脳髄散歩 Vol.1』
【競演】★前田由紀 ★ニュータウン ★ｶﾄｳﾏｻﾀｶANDｻｲｺﾛ楽団
★秘密ロッカー
※エロ可愛い、なったむ厳選イベント。楽しみにしてまっせ〜
