宮西マンガ

d-chiba2010-02-21

宮西さんのマンガの話になると止まらない。
でも別に推薦するわけじゃない。俺が10代終わりに衝撃を受けたというだけで。
でももっと評価されても売れても良いはず。マンガというよりアートの方向で。
俺が好きなのは彼の“マンガ”。
昨日日記のアップだと分からんだろうと、今日も載せます。
これは「鬼百合秘(おにゆりひめ)」の一コマ。この画力!
そして昨日今日のが載っている本は、『カボチャ王子+19編』、平成1年初版。今はたぶん絶版。
なんと!ACE-FIVE COMICS。ACE-FIVE COMICSは基本、軽薄エロマンガ。「ぷるぷる女高生」とかと同列に、宮西マンガは並んできたのだ。
だから日本の文化は大衆はダメだとか、言う気は無い。
ただ、
俺は宮西さんのマンガで、エロ含んだ人間のモヤモヤの、弱さ傲慢さ怖さ狂気愛しさ強さ、をマンガで垣間見れて感謝している。
よくぞ不遇な待遇の中で、意識を表現を妥協無く続けて、迷う俺に出会ってくれた!と。
だから今は実際会うたびにも恐縮しちゃうんだが、宮西さんは地獄から生還した聖者のように、いつも優しい。