対極の醍醐味

d-chiba2009-10-03

昨日日記で書いたゴロゴロでライブハウスに行くのは気が引けるが、
今日の現場が明日も続くので荷物を置いて帰れることになり。早めに終わった事もあって。
学芸大アピア40にライブ観戦。
今年7月オープンした店で、出演は2度したが、純粋に客で行くのははじめて。
平日というのにけっこう賑わっていた。
2番目のRisatoという弾き語りの人は、俺の実家のある岩手・盛岡からわざわざ来たらしい。
同郷を東京で観るのははじめて。どんな岩手風味を味わえるか?と思ったら・・・
皆無!気持ち良いくらいに。
若くて今風にカッコイイ(ジャニーズ+ビジュアル系?)。演奏力高い、かなり凝ったアコースティックだが基本は綺麗で繊細。歌世界も同じく。キャラも好青年度たっぷり。
メジャー感プンプンであり。デビュー目指してかなり練習しているだろう。
ここまで意外だと、俺の期待していた“岩手風味”を疑いたくなる(笑)。
別にどこで生まれ育とうが関係ない、やりたい事を思いっきりやれば良いのである。
終わって「盛岡ではどこでライブを?」とだけ話しかけたら、「いや盛岡ではあまり・・・」との御返事。
愚問だったかな?だから東京まで演りに来ているわけで。でも盛岡でも演って、盛り上げて欲しいなぁ。
3番目は、少年変身忍者。佐藤豪のバンドバージョン、痛快!。彼にバンドがこんなに合うとは。「憧れの一本糞」につい感動してしまった(笑)
トリ、独パンでもお馴染みの、ろみ(from宮城。写真)。
彼女はRisatoとは対極の、冬の東北感をどこまでも追及している風。そして少年変身忍者とも対極の、ソロでしか出来ないだろう特殊で濃密な世界。新アピアの妖しい雰囲気や、繊細で大胆な照明と音響に、バッチリ合っていた。
全部終わって、久しぶりに会う人も多く、飲んで盛り上がり遅くなってしまった。かつての渋谷アピアの調子で飲んでいると、終電逃す恐れがあるので、危ない危ない。
そして明日も幕張へ〜