日食

ワイドショーで「おぉ〜！黒い太陽ですね」と盛り上がるのが、どうも気に入らなかった。
日ごろからそういうアンチ・背徳・暗黒的なモノに、ふと禁断の魅力を感じてしまう、アングラ魂を持つ者としては。
どうせ日食は一時の闇だと信じているから、イベント化できるんだろう？と。
オバケ屋敷みたいなモンだぁな。
実際、皆既日食からまた太陽が復活する事に、一番盛り上がるようだ。
まぁそれが健全だし、それに安心する部分もある俺だが。

午前中に、井の頭公園に行った。
廻天百眼という演劇集団を中心に、日食パフォーマンスをドカンとやるらしいと。
天気が小雨まじりなのが惜しかった。
野外劇は声の通りや、メイクの仕方が難しい（素が見えやすい）と感じながらも、
太陽の葬式をやるあたり、暗黒ジョークでオモロかった。
よくあれだけ演ったと思う。
せめて薄暗くでもなってくれればね〜
次の日食は26年後だっけ？再演を楽しみにしてます。