密度と風通し

d-chiba2010-03-17

写真は奇天烈(よしひで郎)。

ツアーライブ最終日。
神戸三宮から大阪・十三へ。県を越えているが、俺らの感覚ではすぐ近所。
ただ街の雰囲気はだいぶ違うなあ。三宮は賑やかでも風通し良い感じ。十三は大阪の下町感溢れる密度濃い感じ。

時間が空いたので血刃了で練習スタジオへ。一応体力は温存する方向で。

ライブハウス・クラブウォーターは高架下で天井高く木壁、音抜けは良さそうだ。が、血刃了的爆音にはちょっと狭い。全部を同時に響かせるのはキツそうだ。

ギター部分を抜く場所を増やし、断片でもコトバが響く瞬間を増やした。即興タイムはギターを置いてボイスのみに挑戦。
ギター部分を抜いたからといって手を抜いた訳では全くなく。
全体の響きの為の現場対応。どこを抜きどこを出すか?に、一番センスが問われるのだ。
二度と無いこの夜の為に。
実にスリリングだった。
今日だけで顔表現のバリエーションも増えたなあ(笑)

競演の市村マサミバンド、夜士郎、奇天烈(よしひで郎)。皆久々の競演だった、皆が以前よりスッキリ抜けたような輝きだった。
俺もそんな輝きの片鱗があったら嬉しいな。

ご来場の皆さま感謝!
お客で入ってくれて打ち上げでも盛り上がっていた“魔王”が、突然酔いつぶれ倒れた。つぶれ方も豪快だったが、地元の皆も驚いてたのでやや心配…