また西山!(機長)

d-chiba2009-06-30

しかも副操縦士は斉藤!
まさか二人で酒飲んでないだろうな?(笑)
いや無事、西山&斉藤のおかげで東京に帰りました、感謝!西山&斉藤!
東京は涼しいねー。もう今年の夏は、野外現場も怖くないな。
今日は朝10時過ぎに起きて(寝坊!)、
糸満の宿の自転車を借りて、5km先の「ひめゆりの塔」へ。
炎天下。一本道だが上り坂で、夕べの酒が抜ける抜ける。
ひめゆりの塔」はやや観光地化されているが、その重さを感じるには十分だった。
塔のすぐ前にガマ(退避壕)が昔のまま残されていて、その深い奥は見えない(写真)。100人以上がここで不安の中生活していた。
そして沢山死んだ。
ひめゆり資料館」は気合いが入っていて、当時のジオラマやフィルムをちゃんとやっている。
亡くなった女学生ほとんどの、顔写真と学校でのキャラや趣味、が飾られている部屋。どうやってそこまで調べたんだ?とも思うが、泣けてしまった。
可愛いものや恋の話が好きな、今と変わらない普通の女学生達なんだ。
かれこれ2時間も居たんで、
次の予定の平和祈念公園に行くのは断念。またの機会に。
時間もだが、この炎天下で自転車で更に5km、に不安がよぎり。
あぁ軟弱な俺!!
ひめゆりの塔の手前の、オバケみたいなガジュマルが、入る時は不気味だった。怨念のようで。
でも帰る時に見たら、優しい気がしたよ。
君は昔の惨劇とその後の怨念を、ずっと静かに見守っているんだね。

そして自転車で下り坂を疾走。周りにはサトウキビ畑。この景色とこの感覚、忘れないだろう。